烏山小「避難所体験&防災フェス」に参加しました!

烏山小学校避難所見学&防災フェスが5月12日(日)烏山小学校で開催されました。一般の参加者は211人、運営スタッフは76人(上祖師谷中学校のボランティア18人含む)でした。

今回は、避難所運営訓練と防災フェスは分けて行われ、避難所運営委員は避難所開設訓練を行いました。

体育館や校舎の安全が確認できて、避難所を開設するところからスタート。総務・情報担当、避難所担当、給食・物資担当、救護・衛生担当の4グループがそれぞれの担当準備を行い、その後ローテーションでほかの担当箇所を体験しました。

避難所にブルーシートを敷いたり、簡易テントの設営、マンホールトイレの設置、炊き出し用のかまどやバーナー、発電機の操作方法など、以前に体験していても忘れてしまったり、新しい機材などで初めて体験するものもあり、非常に良い経験になりました。災害時にしか使わないからこそ平時から使えるようにしておくことの大事さを感じました。

反省会では、様々な避難者への受付での対応、滞在スペースへの誘導との連携、受け入れ人数をオーバーした場合、避難所が設営されない場合の対応、マンホールのふたに土が埋まって開けにくい、などの問題点が出され、今後の課題を共有しました。また、災害時には、みんなが被災者なので、避難所運営委員が災害時に来て、それぞれの受け持ちの作業ができるわけではないので、来られた避難所運営委員がリーダーとなり、いかに避難所に集まった人たちで避難所を運営していくかという個々の意識を深めることの大切さも感じました。そのためにも、大きな訓練は年1回としても、日ごろから顔を合わせて、課題を話し合う機会を作ることの大切さも感じました。

校庭では、一般参加者が、起震車や初期消火、煙中避難などを体験し、在宅避難&備蓄品の紹介コーナーなどを熱心に見て回っていました。

上祖師谷中学校の生徒をはじめ、烏山小学校PTA、FATHERS烏山などの若いパワーと日ごろから連携することにより、災害時に速やかに避難所が開設され、みんなが暮らしやすい避難所にしていければいいと思いました。

(体験レポート:岩田泰子)