防災塾
地区防災計画づくりと地域の防災力向上に向けて
2014年(平成26年)4月に施行された改正災害対策基本法台42条の二において「地区の居住者等は、共同して、市町村防災会議に対し、市町村地域防災計画に地区防災計画を定めることを提案することができる」と明記されたことを受け、世田谷区内の27まちづくりセンター単位での「地区防災計画」の策定支援を目指し、「発災後72時間は地区の力で乗り切る」をスローガンに掲げ、防災資源や被害想定などの確認、災害時に想定される様々な課題を発見することを目標として実施された。
その後、4年間をかけて地区防災計画が完成し、毎年見直しや修正が行われている。
防災塾も、その見直しに向けた検討の場として、地区の特性に合った防災学習会、避難所運営や避難生活に大事なことは何なのかといった防災啓発の機会として活用されるなど、地域の防災力向上に寄与している。
せたがや防災NPOアクションは、2014年当時から防災塾ファシリテーターとして各まちづくりセンターと一緒に企画立案、ワークショップの運営、講演・学習会講師として協力している。
わが家の防災
被災生活分科会と子ども子育て支援分科会協働企画として、おでかけひろば(妊産婦、乳幼児の子育て家庭を対象)や、福祉施設(障害者就労移行支援事業所など)において、被災生活で不安なことを取り除くための学習会を開催。また、地域のコミュニティーメンバー向けの学習会も行っている。
災害が起きた時の困りごと、心配事は何?
災害の種類、発生した季節、家族の状況、お住まいの地域、災害が起きた後いつ頃に起きる問題なの?・・・
災害時の困りごと、心配事は十人十色、備える優先順位も違います。
飲み水はどのくらい備蓄しなきゃいけないの? ローリングストックって何?
トイレはどうしたらいいの? 避難所に行った方がいいの?いかない方がいいの?
などなど、わが家にとっての備えについて、考えるヒントがたくさん得られるワークショップです。
キャパシター・こころとからだのケア体操
キャパシターとは、簡単な動きと呼吸を使って、こころやからだの緊張やストレスをやわらげるセルフケアの手法。
災害時に起こるからだの不調や不安定な心の状態の時に、医療器具や薬がなくても、いつでもどこでも誰にでもできる方法をご紹介。
ご自身のためにはもちろん、周囲の人にも。支援者のセルフケアとしてもおすすめ。
各種ワークショップ
わが家の防災ワークショップ以外にも、せたがや防災NPOアクションに所属する団体が、それぞれの専門性を生かした様々なワークショップの開催をお手伝いいたします。
「こんな困りごとの解消に向けた検討会がしたい」「マンションの住民向けの勉強会を開きたい」「ワークショップやシンポジウムのお手伝いをお願いしたい」など。
まずは、ご相談ください。